2020年7月1日 演劇でやったこと

BU(◎)DOHです

 

今日は私が大学演劇でやってきたことを書いてみたいと思います。

もし興味があれば見て行ってください。

 

日誌

私は高校生の時に演劇に出会いました。きっかけは、持病で運動できなくなった自分が文化部に入ることを強いられたことでした。

高校演劇ではずっと役者をやっていました。県大会出場や脚本賞入賞など、活動の結果は残していました。

私はすっかり演劇の魅力にどっぷりハマり、大学でも演劇を続けることを決めました。

大学でも役者をするつもりが、演劇部のしきたりのようなものから裏方への配属、具体的にいうと、照明という役割につきました。

初めて裏方の役職で舞台に関わり、表舞台を裏から、舞台を縁の下から支える達成感を感じました。お客さんの背中を通して舞台を見る、壁を一枚隔て舞台を見る感じがとにかく新鮮で、新たな可能性に気づきました。

そして、制作という部署にもつきました。

制作とは、私たちの演劇部では宣伝・広報・会計などの作業を行う部署でした。

今度は舞台を作り上げる方法が、お客様に情報を届ける、お客様にスムーズに公演を楽しんでもらう、金銭をしっかり管理するという、舞台上からは離れた方法になりました。

いかに広報をするかでお客様の動員人数に大きく関わるという責任、お客様が公演にお越しいただいた際に満足して帰ってもらうための工夫のしかた。その仕事内容は、今まで以上に演劇に必要なものと感じられました。

まずは過去にどういうお客様がきてくれているのかの分析しました。公演後いただくアンケートから年齢の比率と、その人がどういう人なのか(職業・公演関係者の知り合いなど)を分析。過去の動員人数とチケットの販売方法、パンフレットの内容、広報のやり方の見直しを行いました。

全ての分析が終わった後、公演会場のキャパシティから、公演期間で呼ぶことができる最大人数の確認をし、目標を掲げました。

 

分析の結果として、公演関係者の知り合いが大きく関係していることが発覚。

そこからまず、公演関係者にとにかく周りの人に公演の情報を宣伝してもらうことをお願いしました。次に、OBやリピーターの訪問が多いことから、先輩方へのダイレクトメール、アンケートに住所を書いてくれている方への葉書送付。

ここが大きな動員を占めました。100人。

チケットの販売方法を変更。従来通り、公演関係者への直接チケット取り置き以外にGoogleフォームによるチケット取り置きシステムを設置。理由は、公演関係者へのチケット取り置きのお願いは、その人の知り合いじゃないとハードルが高い、話しかけづらいという問題がある。結果として、従来のお客様しか呼べない。そう考えたので、新規顧客を開拓する、特に興味はあるけど関係者チケットの取り置きができない人を呼ぶために、誰でも簡単にチケットの取り置きができるシステムを作ろう、と考えたのです。

こちらが90(当日を含む)。

宣伝方法を追加。かつて、新聞掲載をしてもらった公演のアンケートがあった。そのアンケートから、新聞を見てきたという方が多いことに気がついた。使わない手はないと考え、すぐに地元の新聞社に連絡。公演の宣伝とチケットの取り置き方法を掲載してもらうと、新聞をきっかけにチケットを取り置きしてくれた方が増加。

広報はブログを今まで以上に定期更新の頻度を増やし、内容をよりお客様側に立ったものに変更。折り込みチラシをお願いに行く際は、招待チケットをお礼として同時にお渡しする。などでした。

そして最後に、きていただいたお客様が最大限楽しめるように、パンフレットを変更。従来のパンフレットは写真が少なく、文字が多い。それにモノクロという面白みに欠けるものだった。それを大きく変更し、公演参加者の写真を多く使い、パンフレットをフルカラーに変更。公演が終わった後でもパンフレットを見て楽しんでもらうことに成功。後日、役者が学内で話しかけられたという連絡ももらった。

 

結果として、最終日の公演は満員御礼、当日座席を増やさなければいけないという状況になり、合計で前代未聞の191人の動員を達成しました。

 

分析をしたことが動員につながったことはもちろん、公演をたくさんの人に見て欲しいという気持ちと目標、そしてどうしてお客さんを呼びたいかを公演関係者全員と強く共有し、動いてもらうことに注力しました。そこが一番大きかったと思います。

 

全てが終わって公演関係者の声、お客様の笑顔、全てが達成感につながりました。

「やってよかった、呼んでよかった」「見にきてよかった、次回も絶対見にきます」

生きていてよかった、幸せが周りに満ち溢れた瞬間は言葉にし難い感動があり、もっと日本中に、世界中にこの感動を、幸せな生活を広げたいと感じました。

 

長くなりましたが、このような演劇生活を経て、パフォーマーとして感動を届けることの他に、こんな方法があるのだと知りました。奥が深いです。

 

読んでいただきありがとうございました。

文章が所々おかしいところがあると思います、頭に思いついたことをそのまま書いてしまいました。

noteに清書版を書き記したいと思います。

 

本の要約をお待ちしていただいてる方には大変申し訳ありません。

引き続き行っていますので、次回の更新をお待ちください。

 

BU(◎)DOH